【9月30日 AFP】ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領から28日、同盟国ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領に「ブラック・ロシアン・テリア」の子犬が贈られた。チャベス大統領は返礼として、プーチン大統領に世界最大のげっ歯類「カピバラ」を贈りたいと冗談を述べた。

 生後3カ月の子犬は、エネルギー資源豊富なベネズエラを訪問中の露国営石油会社ロスネフチ(Rosneft)会長でもあるイーゴリ・セチン(Igor Sechin)露副首相によって手渡された。

 ブラック・ロシアン・テリアは50年代中盤~60年代前半、旧ソ連で行われた交配実験で誕生した。ソ連の独裁者だったスターリンはこの犬種の飼育が開始される前に亡くなっているが、欧米諸国ではしばしば「スターリンの犬」と呼ばれている。

 インタファクス(Interfax)通信によると、セチン副首相は会見後「チャベス大統領はプレゼントされた子犬に『エル・ルソ(ロシア人)』という名前をつけたいと言っていた。とても元気がよく、陽気な犬ですね、と言われた」と語った。

 チャベス大統領の左派政権が率いるベネズエラは、ラテンアメリカにおけるロシアの筆頭同盟国。ロシアはベネズエラに軍用機やハイテク兵器を供給している他、原子力エネルギー開発計画も支援している。(c)AFP