【9月14日 AFP】(写真追加)11日に国有化された沖縄県・尖閣諸島(Senkaku Islands)周辺の日本領海内で14日午前、中国の海洋監視船6隻が確認され、海上保安庁の巡視船が直ちに領海外へ立ち退くよう警告した。

 海上保安庁によると、午前6時18分ごろに中国の監視船2隻がまず日本領海内に侵入し、続いて午前7時すぎにさらに4隻が侵入した。最初の2隻は午前7時48分ごろ領海外に出たという。

 この監視船派遣について中国国営新華社(Xinhua)通信は北京(Beijing)発で、「中国の監視船2隻が釣魚島(Diaoyu Island、尖閣諸島の中国名)周辺海域に到着し、巡視活動と警察行動を開始した」と報じた。(c)AFP