【6月28日 AFP】エイリアン(地球外生命体)が侵略してきた時に適切な対処ができるのは共和党のミット・ロムニー(Mitt Romney)氏ではなく、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領だ――。ほぼ3人に2人の米国民がそう考えていることが、27日発表された米ナショナルジオグラフィックチャンネル(National Geographic Channel)の調査で明らかになった。

 このアンケート調査は前月、新ドキュメンタリーシリーズ「Chasing UFOs(UFOを追って)」の放送開始に先立ち、米全土の成人1114人を対象に電子メールやインターネット経由で行われたもの。

「Aliens Among Us(エイリアンはわれわれの中にいる)」と題した調査では、回答者の36%が未確認飛行物体(UFO)の存在を確信していると答えたほか、UFOを目撃した経験があると答えた人は11%、目撃者の知り合いがいる人は20%だった。

 また65%が、11月の大統領選で再選を目指すオバマ大統領のほうが対抗馬のロムニー氏よりもエイリアンの侵略に適切に対応できるだろうと答えた。中でも女性や若者は、男性や65歳以上の人たちと比べてオバマ大統領を支持する傾向にあった。

 29日放送のシリーズ第1話では、テキサス(Texas)州とコロラド(Colorado)州の住民が目撃した不思議な飛行物体を追うという。(c)AFP