【4月26日 AFP】米共和党の大統領候補指名を争っていたニュート・ギングリッチ(Newt Gingrich)元下院議長(68)が選挙戦からの撤退を決めたと、同氏の陣営が25日明らかにした。

 ギングリッチ氏は5月1日にワシントンD.C.(Washington D.C.)で開くイベントを最後に選挙戦から撤退するとみられる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、ギングリッチ氏は指名争いをリードするミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事(64)に電話をかけ、来週のイベント後にロムニー氏支持に回ると伝えたという。

 ロムニー氏は24日、コネティカット(Connecticut)、デラウェア(Delaware)、ニューヨーク(New York)、ペンシルベニア(Pennsylvania)、ロードアイランド(Rhode Island)の5州の予備選で圧勝し、事実上自分が指名候補に決まったと宣言していた。(c)AFP/Arthur MacMillan