【2月20日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は19日、汚職疑惑で辞任したクリスチャン・ウルフ(Christian Wulff)前大統領の後任に、旧東ドイツの反体制派牧師ヨアヒム・ガウク(Joachim Gauck)氏(72)を統一候補として擁立することで連立与党と主要野党が合意したと発表した。

 ガウク氏は、2010年の前回大統領選で野党の社会民主党と緑の党の推薦候補だった。最大野党の社会民主党は今回もガウク氏を支持しており、旧東独の共産党員を含む左派党(Die Linke)だけが不支持を表明している。次期大統領は3月に選出される。(c)AFP