【2月16日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は15日、10週間後に迫った大統領選への出馬を正式に表明するとともに、ツイッター(Twitter)の公式アカウントを開設。ツイッターデビューを果たした。

 公式ツイッターアカウント「@NicolasSarkozy」でのサルコジ大統領のツイート第1声は、「皆さん、こんにちは。きょうは、ツイッターのアカウントを開設できて本当にうれしいです。ぜひ私をフォローしてくださいね」というものだった。

 そのかいあってか、アカウント開設から9時間後にはサルコジ大統領のツイッターには4万2522人ものフォロワーがついた。上々のスタートではあるが、大統領選のライバルで、すでにツイッターを使いこなしている社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)前第1書記のフォロワー数15万252人には及ばない。

 ツイッター界にデビューしたサルコジ大統領に、意外な人物から温かいメッセージが寄せられた。2007年に離婚した元妻、セシリア・アティアス(Cecilia Attias)さんだ。かつては泥沼の離婚劇を展開した2人だが、セリシアさんは「きょう選挙運動をスタートしたニコラ・サルコジの幸運を祈ります」とツイートしている。

 仏大統領選挙は、まず4月22日に第1回投票が行われ、得票率上位の2候補が5月6日の決選投票に臨む。(c)AFP