【1月15日 AFP】台湾の総統選挙は14日、投開票され、親中派で与党・国民党(KuomintangKMT)の現職候補、馬英九(Ma Ying-jeou)総統が再選を決めた。馬氏は中台関係のいっそうの改善を約束した。

 馬氏は台北(Taipei)中心部の選挙対策本部に集まった大勢の支持者を前に、「今後4年間で中国との関係はますます友好的になり、相互信頼も増して衝突の可能性も小さくなる」と語った。

 台湾の中央選挙委員会によると、馬氏は51.3%の得票率を獲得した。主要対立候補だった野党・民主進歩党(民進党、Democratic Progressive PartyDPP)の蔡英文(Tsai Ing-wen)主席は得票率45.6%だった。(c)AFP/Benjamin Yeh