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スパイ罪で元米海兵隊員に死刑判決、イラン裁判所

  • 2012年01月09日 19:23 発信地:テヘラン/イラン
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イラン国営テレビが放映した、米中央情報局(CIA)の工作員として拘束されたイラン系米国人の映像(2011年12月18日放映)。(c)AFP/IRANIAN TV

  • スパイ罪で元米海兵隊員に死刑判決、イラン裁判所

【1月9日 AFP】イランのファルス(Fars)通信は9日、米中央情報局(CIA)工作員として身柄を拘束していたイラン系米国人の元米海兵隊員に対し、裁判所が死刑判決を下したと伝えた。

 ファルス通信によると、米国のイラン人移民の家庭に生まれイラン市民権を持つアミル・ミルザイ・ヘクマティ(Amir Mirzai Hekmati)被告(28)は「敵性国家に協力したCIA要員であり、イランをテロにまきこもうと企てた罪で死刑を言い渡された」という。

 イラン国営テレビは前年12月、へクマティ被告が流ちょうなペルシャ語と英語の両方で、自分はイラン情報省に潜入するため派遣されたCIA工作員だと語る映像を放映していた。イラン当局はヘクマティ被告について、アフガニスタンのバグラム(Bagram)米空軍基地に居るところをイランの工作員に発見されたと説明している。

 審理は12月27日に開かれた1回きりで、その際、検察官はヘクマティ被告の「自供」に基づき、同氏が不満を抱えた元米兵として、機密情報を渡す用意があると装ってイランの情報省に入り込もうと試みたと主張していた。

 一方、米国に暮らすヘクマティ被告の家族は米メディアに対し、同氏は祖母に会うためにイランを訪問していただけでスパイではないと主張している。

 米政府はヘクマティ被告の釈放を求めている。米国務省によると、イランで米権益を代行する在イラン・スイス大使館が裁判前や最中にヘクマティ被告に接見を試みたが、イラン当局に許可されなかったという。(c)AFP

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