【11月17日 AFP】シリア政府軍の離反兵らが16日早朝、首都ダマスカス(Damascus)に隣接した空軍施設を攻撃した。これまでに起きた離反兵による反撃の中でもかなり激しいものだ。

 同国では、アサド政権による市民への攻撃命令を拒否し、離反する兵士が増えている。離反兵らはここ数か月で「自由シリア軍(Free Syrian Army)」を結成。政府軍が受ける痛手は増している。

 活動家のネットワーク「Local Coordination Committees」は声明で、自由シリア軍がダマスカスの入口にある空軍主要施設をロケット砲などで攻撃したと明らかにした。

 この攻撃による死傷者の情報は今のところ伝えられていない。(c)AFP