【8月9日 AFP】政府は、東京がテロ攻撃をうけたり東日本大震災級の自然大災害に見舞われるなどの事態を想定して、首都機能をバックアップできる拠点の設置を検討する。時事通信(Jiji Press)が8日、報じた。

 行政や経済の中枢機能が集中する東京圏が被災すれば全国が混乱に陥るとの懸念をうけての動きで、国土交通省が中心となり、今秋にも専門委員会を立ち上げるという。

 専門委では、東京が災害に見舞われても、その影響を受けにくい遠隔地に首都機能の一部を移すことや、代替首都に常勤職員を置くことの是非などを検討する予定だという。(c)AFP