【7月24日 AFP】がん手術後の化学療法治療を受けていたキューバから帰国したベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(56)が、「悪性細胞」は全て無くなったと宣言し、職務への完全復帰ができる状態だと語った。

 チャベス大統領は23日夜に帰国。空港で閣僚や軍最高幹部らの出迎えを受けた。

 チャベス氏は、タラップを降りたところで地元テレビの取材に応じ、「検査を受けた。医師が私の体のどこにも悪性細胞が無いことを確認した」と語り、早期の回復に自信を示した。一方で、再発の危険性は排除できないと指摘し、「そのために化学療法が必要だった」と述べた。

 チャベス大統領は、骨盤周辺のがん性腫瘍の摘出手術を1か月ほど前に、同じくキューバで受けていた。(c)AFP

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