【6月22日 AFP】日米両政府は21日、米国務省で日米安全保障協議委員会(2プラス2)を開き、沖縄の米軍普天間飛行場(Marine Corps Air Station FutenmaMCAS Futenma)の移設を2014年までに完了する目標は断念せざるをえないとする共同声明を発表した。ただし、「なるべく早い時期に」完了できるよう全力を尽くすと述べている。

 また、同県名護市辺野古にV字形滑走路の代替施設をつくることで合意したという。

 両国はさらに、東日本大震災後の自衛隊と米軍の協力体制を高く評価。北朝鮮の脅威に備えて両国が共同開発したミサイル防衛(MD)の海上配備型迎撃ミサイルの米国から第三国への輸出容認でも合意した。(c)AFP/Shaun Tandon