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イスラム冒涜罪に反対のパキスタンの少数民族相、銃撃受け死亡

  • 2011年03月02日 22:55 発信地:イスラマバード/パキスタン
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米ワシントンD.C.(Washington D.C.)でAFPのインタビューに応じるパキスタンのシャバズ・バッティ(Shahbaz Bhatti)少数民族相(2010年2月5日撮影)。(c)AFP/Jewel SAMAD

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【3月2日 AFP】パキスタンの首都イスラマバード(Islamabad)で2日、シャバズ・バッティ(Shahbaz Bhatti)少数民族相を乗せた車が白昼の住宅地で数人の男に銃撃された。バッティ少数民族相は搬送先の病院で死亡が確認された。

 警察によると、自宅を出たバッティ氏を乗せた公用車の進路を白いスズキ(Suzuki)車がさえぎり、乗っていた3~4人の男が公用車に銃を乱射した。バッティ氏は市内の病院に運ばれたが、病院に着いた時にはすでに死亡していた。

 男たちはショールをかぶっており、犯人は特定できていない。この銃撃で、バッティ氏の運転手も負傷した。

■「イスラム教に対する冒涜罪」に反対していた

 バッティ氏はパキスタンでは少数派のカトリック教徒で、1月4日に警護官から銃撃されて死亡したパンジャブ(Punjab)州のリベラル派の知事サルマン・タシール(Salman Taseer)氏と共に、「イスラム教に対する冒涜(ぼうとく)罪」に反対する姿勢を鮮明に打ち出していた。タシール氏を殺害した警護官はイスラム強硬派から英雄視されている。

 タシール氏暗殺後、バッティ氏はAFPのインタビューで「現時点で最高のターゲットは私だ」と語り、殺害予告を受けていることを明かしていた。

 イスラマバード警察のワジド・ドゥラニ(Wajid Durrani)署長はバッティ氏の警護は適切だったと話しているが、狙撃された時に警護部隊はバッティ氏についていなかったという。ドゥラニ署長は「警護部隊の隊長は少数民族相から執務室で待機しているよう指示を受けたと話している。色々な角度から調査を進めている」と語った。

 パキスタンの「イスラム教に対する冒涜罪」の最高刑は死刑だが、実際にこの罪で死刑が執行されたことはない。しかし人権活動家らは、個人的な怨恨や商取引上の紛争に絡んでこの罪状が悪用されていると指摘している。(c)AFP/Sajjad Tarakzai

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