【10月4日 AFP】ブラジルで3日に実施された大統領選挙は、現職のルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ(Luiz Inacio Lula da Silva)大統領が後継指名する与党・労働党のジルマ・バナ・ルセフ(Dilma Vana Rousseff)元官房長官が得票率47%で首位に立った。だが、当選に必要な過半数に達しなかったため、得票率33%で2位となったブラジル社会民主党(PSDB)のジョゼ・セラ(Jose Serra)前サンパウロ(Sao Paulo)州知事と、31日に決選投票に臨むこととなった。

 選挙前の予測では、得票率50~52%でルセフ氏の当選が確実とみられていた。決選投票についても、ルセフ氏がセラ氏を大差で破り、ブラジル初の女性大統領に当選するとの見方が優勢だ。(c)AFP

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