【10月3日 AFP】民主党の枝野幸男(Yukio Edano)幹事長代理がさいたま市で2日に行った講演で中国を「あしき隣人」と呼んだことに関し、前原誠司(Seiji Maehara)外相は3日、「日中は良き隣人」と語った。

 時事通信(Jiji Press)によると、前原外相は都内で記者団に対し「日中間はこれから良き隣人として戦略的互恵関係をしっかり結んで、共存共栄の道をしっかり探っていくべきだと思う」と述べた。

 読売新聞(Yomiuri Shimbun)、朝日新聞(Asahi Shimbun)など各紙によると、枝野氏は前日、さいたま市での講演で中国を「あしき隣人」と呼び、「中国との戦略的互恵関係なんてありえない」と語った上で、中国のような「法治主義の通らない国」と「経済的なパートナーシップを組むという企業は、よほどのお人よしだ」と述べていた。(c)AFP