【8月12日 AFP】ロシア空軍は11日、2008年のグルジア紛争後に独立を宣言したアブハジア(Abkhazia)自治共和国に、最新鋭地対空ミサイル「S-300」を配備したと発表した。グルジアはこれに強く反発している。

 アレクサンダー・ゼリン(Alexander Zelin)総司令官は声明で、ミサイル配備目的について「アブハジアと南オセチア(South Ossetia)の対空防衛システムを整備するため」と説明。さらに、両地域の「空域を侵犯するすべての飛翔体は、その目的を問わず撃墜する」と警告した。(c)AFP/Stuart Williams