【8月4日 AFP】(写真追加)イラン西部ハマダン(Hamedan)で4日朝、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領の車列の近くで手りゅう弾が爆発したと報じられたが、同大統領の報道担当者は爆竹が破裂したものだと発表し、暗殺未遂との一部報道を否定した。

 保守系のウェブサイト「Khabaronline.ir」は、大統領が乗った車から100メートル離れていた随行記者団の車のすぐそばで手りゅう弾が爆発し、容疑者が拘束されたと報じた。しかしこのウェブサイト以外にこの事件を報じたメディアはなかった。

 イランのアラビア語衛星テレビ、アルアラム(Al-Alam)は爆竹は大統領を歓迎するために仕掛けられたものだったと報じた。

 大統領はその後地元の人たちが集まったスタジアムで演説し、この模様はテレビ中継されたが、この事件についての言及はなかった。アフマディネジャド大統領は今週に入り、シオニストが自分の暗殺を企てていると発言していた。(c)AFP