【7月21日 AFP】米韓両国は20日、今月25~28日に大規模な合同軍事演習を行うと発表した。この演習の通告をめぐり、米国防省のジェフ・モレル(Geoff Morrell)報道官は21日、北朝鮮側が電話連絡を拒絶したため、軍事境界越しに拡声器で通告したことを明らかにした。

 モレル報道官によると、米軍を中心とする国連(UN)軍司令部は、これまでの合同軍事演習時と同様に、北朝鮮に演習の詳細について通告しようとしたという。だが、北朝鮮側は電話による通告を拒否したため、最後の手段として拡声器を使用した。中国、ロシア、日本に対しては通常の方法で通告した。

 今回の合同軍事演習には、米原子力空母「ジョージ・ワシントン(USS George Washington)」を始めとする艦船約20隻、航空機200機、兵員8000人が参加する。(c)AFP