【5月24日 AFP】米中が安全保障や経済などの問題をの閣僚級で協議する「米中戦略・経済対話(US-China Strategic and Economic Dialogue)」が24日、2日間の日程で北京(Beijing)で開幕した。米国は、韓国哨戒艦沈没をめぐり、北朝鮮に対する強硬な姿勢を中国政府に求める見通し。

 米中関係は微妙な時期にあるが、米国側はヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官とティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)米財務長官が大規模な代表団を率いて会議に臨む。会議では、米側が切り上げを求める人民元レートの問題や、多くの貿易摩擦、インターネット上の自由などの問題を協議する。

 米側は、世界第3位の経済大国である中国との会議を重視する姿勢で、クリントン国務長官も「おそらくこれまでで最大規模」と述べる約200人の代表団を派遣した。(c)AFP/Christophe Schmidt