【5月7日 AFP】投票ついでにちょっと一杯――。6日行われた英総選挙では、パブや美容室、トレーラーなど「ちょっと変わった」投票所も各地で設けられた。

 ロンドン(London)の高級住宅地サウスケンジントン(South Kensington)にあるパブでは、普段はレストランとして使われている店の一部が「臨時投票所」に。常連たちが「今日のビール」を選ぶ代わりに首相を選ぶ決断をするため続々と足を運び、ついでに一杯引っ掛けていた。

 南西部のコーンウォール(Cornwall)では、海岸沿いの駐車場に設置されたトレーラーハウスで投票が行われた。また、南部のポートランド島(Isle of Portland)では美容院が、東部ケンブリッジシャー(Cambridgeshire)州の村チェッティシャム(Chettisham)ではバンガローの寝室が投票所となった。

 一方、シュロップシャー(Shropshire)州の有権者らは、「世界初の鉄橋」の料金所で投票。ハンプシャー(Hampshire)州フリート(Fleet)では、何とかやぶき屋根の民家が投票所に早変わりした。(c)AFP/Robin Millard