【4月1日 AFP】米俳優・コメディアンのロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)が米テレビのトークショーで、オーストラリア人のことを「レッドネック(南部の田舎者)」と呼んだことに対し、オーストラリアのケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相が、まずは自分の国の心配をすべきだとかみついた。

 ウィリアムズは、米CBSテレビ人気司会者のデビッド・レターマン(David Letterman)氏の番組に出演し、「オーストラリア人は基本的に英国における南部の田舎者だ。あっちへ行くと『よお元気!やあやあ!こんちわ!』みたいな感じだろ」と語り、さらに「仮にダーウィンがオーストラリアに上陸していたとしたら、『おれは間違っていた』と思っただろうね」とたたみかけた。

 これに対し、ラッド首相は前月31日、「南部の田舎者ということで誰かを非難するのならば、ロビン・ウィリアムズは(米南部の)アラバマ(Alabama)州に行って少し滞在してからにするべきだね」とメルボルン(Melbourne)のラジオで批判した。

 ちなみに、進化論の父、ダーウィンは19世紀にオーストラリアに滞在したことがある。(c)AFP