ウクライナ議会で首相指名を承認され、ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領(写真外)に花束を贈られるミコラ・アザロフ(Mykola Azarov)新首相(2010年3月11日撮影)。(c)AFP/SERGEI SUPINSKY
【3月11日 AFP】前月のウクライナ大統領選で勝利した、親ロシア派のビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)新大統領は11日、不信任決議で解任された親欧米派のユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)首相に代えて、自らが率いる地域党(Regions Party)のミコラ・アザロフ(Mykola Azarov)元財務相を指名し、議会はただちに承認した。
前政権の親欧米路線からの転換を図る新政権は連立形成早々、ヤヌコビッチ大統領の盟友アザロフ氏を首相に指名した。これによって政権の基盤が固まり、大統領の求心力も高まるとみられる。
アザロフ氏はロシア生まれで、ウクライナ語の能力をやゆされることもあるが、経済運営の手腕には定評がある。ヤヌコビッチ大統領とは揺るぎない同盟関係を築いてきた。
地域党を中心とする新連立政権には、小会派の共産党とリトビン連合(Lytvyn Bloc)のほかにも議員が加わり、議会定数の過半数を超えた。(c)AFP/Anya Tsukanova