【3月8日 AFP】米韓両軍は8日、年次合同軍事演習「キー・リゾルブ(Key Resolve)」および「フォウル・イーグル(Foal Eagle)」を開始した。18日まで、在韓米軍1万人に加え韓国外の米軍8000人が参加して行う。

 これに先だって北朝鮮は7日、合同軍事演習の実施に反発し、「朝鮮半島の非核化プロセスを中断せざるをえない」と警告した。

 朝鮮中央通信(Korean Central News AgencyKCNA)が朝鮮人民軍板門店代表部の報道官によるものとして発表した声明は、「核戦争の暗雲をもたらし(北朝鮮に)銃口を向けている相手と顔を合わせて平和や協力について話し合うなど、道理にかなわない」と述べた。

 また、米韓軍事演習は事実上の「核戦争演習」だとして、当然の結果として朝鮮半島の非核化プロセスは中断され、自衛手段として核抑止政策を強化すると主張。「北朝鮮は強力な核抑止策で対抗する権利を有する」と強調した。(c)AFP