【3月3日 AFP】ウクライナ最高会議(国会、定数450)は3日、ユリヤ・ティモシェンコ(Yulia Tymoshenko)首相に対する不信任決議案を賛成多数で可決した。全閣僚は解任となる。

 前月の大統領選で勝利した、ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)氏が率いる親ロシアの地域党(Regions Party)が不信任決議案を提出。賛成243で可決された。否決には過半数の反対が必要だった。

 ティモシェンコ首相は大統領選で敗北した後も首相辞任を拒否していた。

 ウクライナ憲法では、不信任決議案が可決されたときは、全閣僚はただちに辞任しなければならない。ただし、新首相が選出されるまでの間は、暫定内閣として留任することができる。(c)AFP/Anya Tsukanova