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ニジェールのクーデターに国際社会の非難強まる、国民はクーデターを歓迎

  • 2010年02月20日 08:39 発信地:ニアメー/ニジェール
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ベネズエラで開かれた国際会議に出席したニジェールのママドゥ・タンジャ(Mamadou Tandja)大統領(2009年9月27日撮影)。(c)AFP/Juan BARRETO

【2月20日 AFP】アフリカ中西部ニジェールで18日に軍事クーデターが発生したことに対し、国際社会は非難を強めている。

 アフリカ連合(African UnionAU)は19日、暴力による権力の奪取は容認できないとして、ニジェールの加盟資格を停止するとともに、クーデターで失脚したママドゥ・タンジャ(Mamadou Tandja)大統領の任期の延長を認めた前年8月の国民投票前に施行されていた憲法に復帰するよう求めた。

 欧州連合(EU)のキャサリン・アシュトン(Catherine Ashton)外交安全保障上級代表がクーデターを非難したほか、米国は民主主義への速やかな復帰を求めた。旧宗主国のフランスは数か月以内に選挙を実施するよう求めている。

 一方、軍事政権は着々と権力を掌握している。政府を解散させた後、国境封鎖と夜間外出禁止令を解いた。また軍事政権は首都ニアメー(Niamey)の軍の施設でタンジャ大統領を拘束していることを確認した。大統領の健康に問題はないという。

 ニアメーにいるAFP記者によると、クーデターを歓迎する数千人の市民が軍の兵舎の周囲に集まり、「軍万歳」などと叫びながら軍事政権への支持を示した。西部の都市ドッソ(Dosso)でも同様に市民数百人が集まった。野党連合は支持者に、20日にニアメーで開催される軍事政権を支持する集会への大量動員を呼びかけた。
 
  ニジェールでは任期延長を画策するタンジャ大統領とこれに反対する野党勢力が対立し、この1年近く政治的混乱が続いていた。状況打開を目指して前年12月21日に始まった双方の対話はしばしば行き詰まり、前週になって停止されていた。(c)AFP

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