【2月12日 AFP】(写真追加)米ホワイトハウス(Whitehouse)は11日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が18日に、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世と会談すると発表した。

 ロバート・ギブス(Robert Gibbs)大統領報道官によると、会談はホワイトハウスで行われるが、通常オバマ大統領が外国要人やVIPらと会談する大統領執務室(Oval Office)ではなく、マップルーム(Map Room)を使用するという。報道陣の入室が認められるか否かは不明。

 発表の直後、中国外務省の馬朝旭(Ma Zhaoxu)報道局長は談話を発表し、「ダライ・ラマの訪米および米要人との接触に断固として反対する」「誤った決定を直ちに取り消すよう求める」などと述べるとともに、チベット問題が「非常にデリケートな問題」であること、チベットが中国の一部であることに配慮するよう米国に要請した。(c)AFP/Stephen Collinson