【1月28日 AFP】北朝鮮は28日午前8時15分(日本時間同)ごろ、前日に続いて黄海(Yellow Sea)上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近で砲撃訓練を行った。韓国軍合同参謀本部が発表した。

 韓国軍によると、北朝鮮は海岸に設置した砲台から数発の砲弾を発射し、延坪島(ヨンピョンド、Yeonpyeong Island)付近の海上に着弾した。着弾地点が北方限界線のどちら側だったかは、視界が悪かったため分からないという。

 韓国軍は27日、北朝鮮は海に向けて80発以上の砲弾を発射、これに対して韓国軍は100発の警告射撃を行ったと発表した。双方に負傷者は出なかったが、両国間の緊張は高まっている。(c)AFP/Park Chan-Kyong