【12月24日 AFP】(一部更新、写真追加)米上院本会議は24日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が内政の重要課題として掲げてきた医療保険制度改革法案を賛成60、反対39で可決した。

 国民皆保険を目指す同法案の成立には今後、11月7日に下院が可決した法案と一本化した上で、再可決を要する。成立すれば3100万人の米国民が新たに保険に加入する見込み。

 オバマ大統領は上院可決について「歴史的」だと述べ、「欠陥のある制度の改革を目指した1世紀におよぶ戦いに終止符が打たれた」と称賛した。(c)AFP