【12月14日 AFP】中国の習近平(Xi Jinping)国家副主席が14日、就任後初の日本公式訪問を開始したが、慣行の1か月前の申請を破って天皇陛下(Emperor Akihito)と会見することになった経緯が反発を招いている。

 習氏は2008年3月に副主席に就任。胡錦濤(Hu Jintao)国家主席の後継として有力視されている。

 天皇陛下との会見は皇居で15日に予定されている。

 天皇陛下と外国要人の会見の申請は1か月前までというのが慣行だが、今回中国側から要請があったのは前月26日。1か月を切っての要請に対し、政府が宮内庁に受け入れを指示した特例措置で、国内では批判があがっている。(c)AFP/Shingo Ito