【11月30日 AFP】南米ウルグアイで29日、大統領選挙の決選投票が行われ、元極左ゲリラで左派与党・拡大戦線(Frente AmplioFA)のホセ・ムヒカ(Jose Mujica)氏が、保守・国民党(National Party)のルイス・ラカジェ(Luis Alberto Lacalle)元大統領を下し勝利した。

 出口調査によると、ムヒカ氏は得票数約51%、ラカジェ元大統領は約44%だった。第1回投票では、ムヒカ氏が約48%、ラカジェ元大統領は約28%で、ムヒカ氏は勝利に必要な絶対多数票を獲得できず決選投票へともつれこんだ。

 ムヒカ氏は、14年間の獄中生活経験のある元極左ゲリラで、無愛想な物言いでも知られる。(c)AFP