【11月12日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は11日、日本政府が10日に発表したアフガニスタンとパキスタンに対する支援策を歓迎する声明を発表した。

 ホワイトハウスは声明で、「今週訪日予定のオバマ大統領は、日本との強力な同盟関係を再確認し、アフガニスタンやパキスタンでの協力関係の継続や両国間の重要課題を議論することを待ち望んでいる」とし、アフガニスタンに対する5年で50億ドル(約4500億円)の支援と、2009年4月に表明していたパキスタンに対する10億ドル(約900億円)の経済支援の迅速な実施を日本政府が発表したことを歓迎した。

 9月に発足した鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)首相率いる民主党(Democratic Partyof JapanDPJ)政権は、インド洋での給油活動を打ち切る代わりに、アフガニスタンの民生支援を強化する方針を示していた。(c)AFP