米国のカート・キャンベル(Kurt Campbell)国務次官補(東アジア・太平洋担当、左、2009年9月30日撮影)とスコット・マルシエル(Scot Marciel)東南アジア諸国連合(ASEAN)米大使(2008年5月7日撮影)。(c)AFP/Tim SLOAN
【11月3日 AFP】米国のカート・キャンベル(Kurt Campbell)国務次官補(東アジア・太平洋担当)とスコット・マルシエル(Scot Marciel)東南アジア諸国連合(ASEAN)米大使ら米政府代表団は3日、ミャンマーを訪問した。テイン・セイン(Thein Sein)首相のほか、自宅軟禁中の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんと会談する。米最高位の高官が同国を訪問するのは14年ぶり。
在ミャンマー米大使館の広報によると、代表団は、タイ・バンコク(Bangkok)経由で、首都ネピドー(Naypyidaw)に到着した。
広報のリチャード・メイ(Richard Mei)氏はAFPに対し、「代表団は本日ミャンマー政府高官と会談する。明日はヤンゴン(Yangon)で、アウン・サン・スー・チーさんや野党指導者と会談する」と述べた。
複数のミャンマー政府高官によると、タン・シュエ(Than Shwe)国家平和発展評議会(SPDC)議長が米派遣団と会談する可能性は非常に低く、代わりにテイン・セイン首相が派遣団を迎えるという。
14年ぶりとなる米高官のミャンマー訪問は、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の対話姿勢を示すものとなる。オバマ政権は、民主化および人権問題の進展無くして経済制裁の緩和はないと指摘したうえで、同国の孤立化を図るこれまでの政策は成果をもたらさなかったとして、対話政策に転換。9月には約10年ぶりにニューヨーク(New York)で米国とミャンマーの高官レベルでの会談が実現していた。(c)AFP/Hla Hla Htay