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イラン大統領、米などへの対決姿勢を軟化 核開発計画

  • 2009年10月30日 10:14 発信地:テヘラン/イラン
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イラン・テヘラン(Tehran)で行われた公式行事に参加したマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領(2009年8月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/BEHROUZ MEHRI

【10月30日 AFP】イランのマフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領は29日、同国の核開発問題について欧米諸国に協力する条件が整ったと述べた。また、国際原子力機関(International Atomic Energy AgencyIAEA)は、低濃縮ウランを国外で核燃料に加工するとした草案に対するイランからの回答を受け取ったと発表した。イランの回答の詳しい内容は明らかにされていない。

 国営テレビの生放送でアフマディネジャド大統領はいつもの強硬姿勢から一転し、「燃料の交換、核協力、発電所と原子炉の建設を歓迎する。われわれは協力する用意がある」と語り、欧米諸国のイラン政策が「対決から協力」に変わったことでイランは協力できるようになったと指摘した。

 イラン政府は長い間、ウラン濃縮停止を求める国連安全保障理事会(UN Security Council)の呼びかけに耳を貸さず、欧米諸国と対立を続けてきた。アフマディネジャド大統領は欧米諸国はこれまでイランにすべてを止めさせようという姿勢をとってきたが、いまは燃料交換、核開発協力、原子力発電所や原子炉の建設について話し合うようになり、「対立から協力」に変わったと述べた。その結果、「核協力の条件は整った」としている。

 イランメディアはこれより先、同国が草案に多少の変更を求めるとみられると伝えた。またイランのIAEA大使筋は、さらなる交渉が必要となるとの見通しを示した。

 IAEAの草案では、3.5%の低濃縮ウラン(LEU)1200キロをロシアに運び、医療用ラジオアイソトープを製造する実験炉の核燃料として利用できる20%にまで濃度を高める計画だという。その後、フランスが燃料棒に加工する。イランは当初、前週回答すると見られていたが、国内で意見が対立し、29日まで回答を延期していた。(c)AFP/Farhad Pouladi

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