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モルディブで「海中閣議」、温暖化の脅威訴える

  • 2009年10月17日 20:53 発信地:マレ/モルディブ
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モルディブ・ギリフシ(Girifushi)島付近の海底で開催された「海中閣議」を終え、水面に浮上した同国のモハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)大統領(2009年10月17日撮影、モルディブ大統領府提供)。(c)AFP/MALDIVES PRESIDENCY/Mohamed Seeneen

【10月17日 AFP】(一部更新、写真追加)地球温暖化による海面上昇で、将来水没する危険性が指摘されているインド洋の島しょ国、モルディブで17日、この問題を知ってもらおうと、政府が海中閣議を開催した。

 海中閣議の模様は国内にテレビ中継され、スキューバダイビング用具一式に身を包んだモハメド・ナシード(Mohamed Nasheed)大統領が海に飛び込んだ後に、閣僚らが続いた。モルディブはサンゴ礁や白い砂浜を持つ高級リゾート地として知られている。

 ナシード大統領やモハメド・ワヒード(Mohamed Waheed)副大統領ほか十数人の閣僚らは、ギリフシ(Girifushi)島付近の水深6メートルに設置されたテーブルに到着し、そこで二酸化炭素排出量の削減を世界中に呼び掛ける請願書を採択した。請願書はホワイトボードに印刷され、閣僚らは防水ペンで署名した。

 海底から浮上後、ナシード大統領は、12月にデンマーク・コペンハーゲン(Copenhagen)で行われる気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)で、海面上昇を引き起こすとされるCO2排出削減での合意をまとめるよう呼び掛けた。

 ナシード大統領によると、30分に及んだ海中閣議では「それほど会話がなかった」ものの、いろいろなことを決めることが出来たという。

 今回の「海中閣議」計画が発表される前にダイビング経験のあった閣僚は、ナシード大統領とアミーン・ファイサル(Ameen Faisel)国防・治安相の2人だけで、閣僚らは海中閣議に向けて2か月間のダイビングレッスンを受けていた。また、海中閣議にはトレーナーたちも同行した。

 モルディブで初めて、選挙で民主的に選ばれたナシード大統領は前年、同国国民の移住先となる土地を購入したいと発表し、世界中を驚かせた。モルディブは国土の約80%以上が海抜1メートル以下にあり、科学者らは、21世紀末までに同国が水没する可能性もあるとしている。(c)AFP


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