【9月17日 AFP】岡田克也(Katsuya Okada)外相は17日未明、米軍核搭載艦船の日本通過・寄港を認める日米核密約について調査するよう大臣命令を発した。

 岡田外相は初閣議後の記者会見で核密約について、「極めて大きな問題だ。大臣命令を事務次官に発して徹底調査を命じる」と述べた。

 1968年、日本は「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の「非核三原則」を政策として採用。密約が存在すれば、この原則に反することとなる。

 ここ数か月、外交官経験者らは国内メディアに対し、長い間存在がささやかれてきた米軍核搭載艦船の日本通過・寄港を認める日米核密約の存在を明かしている。

 麻生太郎(Taro Aso)前政権はこの疑惑を否定していた。(c)AFP