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国連事務総長は「存在感ゼロ」、ノルウェー次席大使が批判文書

  • 2009年08月20日 12:52 発信地:オスロ/ノルウェー
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アイルランド・ダブリン(Dublin)で演説する潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長(2009年7月7日撮影)。(c)AFP/Peter Muhly

【8月20日 AFP】ノルウェーの次席国連大使が、潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長について「リーダーシップに欠け、無力で、すぐにかんしゃくを起こす」などと厳しく批評した文書が、19日のノルウェー紙アフテンポステン(Aftenposten)に暴露された。潘事務総長は月末からノルウェー訪問を予定している。

 文書は、モナ・ジュール(Mona Juul)次席国連大使がノルウェー外務省にあてたもので、任期の半分を消化した潘事務総長について「リーダーシップを発揮するのに苦心している」「カリスマ性がない」「受身的」といった辛口批評が並ぶ。

 同紙のウェブサイトに掲載された手紙の全文には、「地球規模な危機に対して国連や各国が協力して解決を目指すことがかつてなく必要とされているのに、潘氏と国連の存在感のなさばかりが目立つ」とあり、特にノルウェーが仲介役を務めたスリランカ紛争では、「傍観者でしかなかった」と一刀両断。世界金融危機や環境問題、ミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの自宅軟禁問題でも、無力さを露呈していると批判している。

 ノルウェー外務省はAFPの取材に対し、手紙の存在を否定はしなかったが、「内部文書」だとしてコメントは避けた。

 ジュール氏は1993年、イスラエルとパレスチナ解放機構(Palestine Liberation OrganisationPLO)がパレスチナ暫定自治協定を調印した「オスロ合意」実現に向けた交渉の仲介で、主導的な役割を果たした人物。(c)AFP

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