【7月28日 AFP】世界の亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議(World Uighur Congress)」のラビア・カーディル(Rebiya Kadeer)主席(62)が28日、来日した。中国政府は、同国北西部・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で発生した暴動を扇動したとしてカーディル氏を強く非難している。

 カーディル氏は、成田国際空港で会見し、日本の支持を得るために来日したと語った。

 AFPが日本ウイグル協会(Japan Uighur Association)のイリハム・マハムティ代表から入手した翻訳によると、カーディル氏は、来日の目的は、ウイグル人がいかに虐殺され抑圧されているか、日本国民に理解してもらうことであると述べた。(c)AFP/Kyoko Hasegawa