【7月23日 AFP】政府は23日、核実験を実施した北朝鮮への制裁として、国連安全保障理事会(UN Security Council)の制裁委員会が指定した5団体・5個人の資産を24日付けで凍結すると発表した。

 5団体のうち4団体は平壌(Pyongyang)などの企業、1団体は北朝鮮政府の原子力総局。またそれらを代表する5個人には日本への入国、通過も禁止する。

 域内の安全保障について協議する東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会合が開催中のタイのプーケット(Phuket)で児玉和夫(Kazuo Kodama)外務報道官が発表した。

 国連安保理の制裁決議は、5月25日の北朝鮮による核実験に対し、6月12日に採択されたもので、今月16日に対象として5団体・5個人が追加された。(c)AFP