【7月22日 AFP】米国のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官は22日、タイのテレビ局Nation TVに対し、米国は、北朝鮮からミャンマーへの核技術移転を懸念していると述べた。

 クリントン長官は、タイのリゾート地プーケット(Phuket)で23日に開催されるアジア最大の政治・安全保障分野のフォーラム、東南アジア諸国連合地域フォーラム(ARF)への参加を予定している。フォーラムでは北朝鮮、ミャンマー両国の協力関係が主要な議題になるとみられている。

 北朝鮮とミャンマーは国際社会でに孤立し、国際的な制裁の対象になっている。クリントン長官は21日、米国は両国の軍事協力が地域を不安定化する可能性を懸念していると述べていた。(c)AFP