【7月4日 AFP】読売新聞(Yomiuri Shimbun)社が4日発表した世論調査によると、麻生太郎(Taro Aso)内閣支持率は、総選挙を前に自民党の迷走が続く中、19.7%と前月の調査の22.9%からさらに下落した。同社の世論調査では3回連続の下落となる。

 麻生首相は1日、新閣僚2人を任命し、9月までに実施しなければならない総選挙の前に人気の巻き返しをはかった。

 しかし、読売新聞社の世論調査では、56%が今回の人事を「評価しない」と回答。「評価する」は16%だった。

 また、総選挙後も麻生首相の続投を支持すると回答したのは24%にとどまった。一方で、41%が民主党の鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)代表が首相にふさわしいと回答した。(c)AFP