トルコ・イスタンブール(Istanbul)で、イラン大統領選の結果に対する抗議デモにミルホセイン・ムサビ(Mir Hossein Mousavi)元首相の写真を掲げて参加する元首相の支持者(2009年6月28日撮影)。(c)AFP/Bulent KILIC
【7月2日 AFP】前月のイラン大統領選での敗北が確定したミルホセイン・ムサビ(Mir Hossein Mousavi)元首相は1日、改めて投票の完全なやり直しを要求するとともに、市民権や投票権を守るための団体の設立を支援する意向を示した。
票の10%を再集計した選挙監督機関「護憲評議会(Guardians Council)」は、選挙結果についてのこれ以上の異議申し立てを認めないと警告しているが、ムサビ氏は強硬姿勢を改めて強調。
「わたしが属する社会の大半の人たちは(将来の)政権を正当なものだと認めないだろう」と述べた。また、自身を含む政治家グループが、大統領選で踏みにじられた市民権や投票権を守り、詐欺や不正行為に関する文書を発行し法的措置を取るための、合法的な政治団体を設立する方針を決定したと発表した。
同じく大統領選で敗北した改革派のメフディ・カルビ(Mehdi Karroubi)元国会議長が所有する改革派系新聞エタマデメリ(Etemad Melli)は、カルビ氏がアフマディネジャド大統領の再選は無効で新政権は正当なものではないと非難した後、休刊となっている。
一方、警察当局は同日、大統領選の結果に対する抗議デモで「暴徒」20人が死亡、1032人が身柄を拘束されたと発表した。(c)AFP