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虐待写真の公開見送りは「レイプ写真」が原因か、米政府は強く否定

  • 2009年05月29日 15:23 発信地:ワシントンD.C./米国
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  • イラク・アブグレイブ刑務所の捕虜虐待問題
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オーストラリアのSBSテレビが公開した、2004年にイラクのアブグレイブ(Abu Ghraib)収容所で、米兵からフードを被せられ犬をけしかけられる収容者とされる写真。(2006年2月15日提供。資料写真)。(c)AFP/SBS DATELINE

【5月29日 AFP】英紙デーリー・テレグラフ(Daily Telegraph)は28日、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が今月初めに公表を見送った、イラクのアブグレイブ(Abu Ghraib)収容所でのテロ容疑者に対する虐待写真の中に、米兵が女性収容者を暴行している場面を撮影したものが含まれていると報じた。米政府側は報道内容を強く否定している。

 テレグラフ紙は、アブグレイブ収容所に関する調査報告を行ったアントニオ・タグバ米陸軍退役少将の話として、米兵がレイプや虐待、拷問を行う様子を写した写真があり、こうした写真の公開を見送ったオバマ大統領の選択を支持するとの見解を紹介。問題とされる写真には、米兵が収容者をこん棒やワイヤーで暴行したり、女性収容者の胸部を無理やり露出させたり、レイプする様子が写っていたと報じた。

 これに対し、米国防総省のブライアン・ホイットマン(Bryan Whitman)報道官は同日、記者団に「記事で述べられているような写真は1枚もない。テレグラフ紙は、事実を正しく報じる能力がないことを露呈した」と述べ、報道内容を強く否定した。

 ロバート・ギブズ(Robert Gibbs)米大統領報道官も、「英国の新聞報道で信頼できるのは、サッカーの試合結果だけ。あとはほとんどダメだ」とコメントし、報道を否定した。

 問題となっている写真は、アブグレイブ収容所での収容者虐待の証拠として使用されたもので、米人権団体「米国自由人権協会(American Civil Liberties UnionACLU)」が公表を要求していたが、オバマ大統領は5月初め、いったん合意した写真公開の見送りを決定した。(c)AFP

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