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スー・チーさん裁判、一部外交官と記者に公開

  • 2009年05月21日 10:43 発信地:ヤンゴン/ミャンマー
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2002年5月に、ミャンマー・ヤンゴン(Yangon)の国民民主連盟(National League for Democracy、NLD)本部で会見に応じる同国民主化運動の指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さん(2002年5月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/Pornchai KITTIWONGSAKUL

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【5月20日 AFP】(写真追加)ミャンマーで20日、民主化指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さん(63)の裁判が行われた。スー・チーさんは終始ほほえみをたたえ、裁判を傍聴した外交官やジャーナリストに対して静かな決意を示すかのようだった。

 健康状態を悪化させて治療を受けているとの報道や過酷な拘束環境への懸念があったものの、スー・チーさんは健康そうな様子で、ピンクとえび茶色のビルマ民族衣装を着て、ヤンゴン(Yangon)の悪名高いインセイン(Insein)刑務所内の裁判所に出廷した。

 スー・チーさんは一時、誰か知人がいないかどうか探すかのように外交官らを眺めていた。その間、弁護人が外交官らとの面会許可を申請していたが、却下された。

 法廷に入ったAFP記者によると、スー・チーさんは、審理中に着席していた木製のベンチから、外交官らに向かって「許可は下りないようですね」と述べ、「訪問してくれたことと、支援に感謝します。1人ずつとは面会できませんが、いつかもっと良い日に会えることを願っています」と笑顔で語った。そして女性警官がスー・チーさんを退廷させる中、外交官らがほぼ一斉に「ありがとうございます」と答えたという。

 自宅軟禁の条件に違反したとして連行されて以降、スー・チーさんが公の場に出るのはこれが初めて。スー・チーさんは、湖を泳いで渡り、スー・チーさん宅に密かに侵入した米国人男性のジョン・ウィリアム・イエットー(John William Yettaw)さんをかくまったとして起訴された。

 米ミズーリ(Missouri)州出身のイエットーさんも出廷し、スー・チーさんの左側に着席した。また、スー・チーさんの右側には、長年生活をともにしている家政婦2人が着席した。スー・チーさんらは、有罪の場合、最高5年の禁固刑が科せられる。

 弁護人と頻繁に相談していたイエットーさんは公判中に、「サングラスを掛けてよいか」と奇妙な要望を出した。

 ベトナム戦争に従軍した退役軍人のイエットーさんが、スー・チーさんに会うために深夜に湖を泳いで渡った理由は明らかになっていないが、スー・チーさんが率いる野党、国民民主連盟(National League for DemocracyNLD)の広報担当者は、スー・チーさんが殺害される予感がしたというイエットーさんが、スー・チーさんの保護という非常に具体的な任務に携わっていると考えたのかもしれないと述べた。

 NLDのNyan Win広報担当は、「警察の報告書によると、イエットーさんは『わたしのビジョンでは、アウン・サン・スー・チーさんが暗殺される』と語った」と述べた。(c)AFP
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