【5月9日 AFP】自宅軟禁下にあるミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんが率いる野党、国民民主連盟(National League for DemocracyNLD)の広報担当者が9日AFPに対し、スー・チーさんの健康状態が思わしくないと語った。

 NLD広報のニャン・ウィン(Nyan Win)氏によると、スー・チーさんは食事がとれず血圧が低下し、脱水症状だという。「われわれはスー・チーさんの健康を案じている」と同氏は話した。

 8日にスー・チーさんの主治医の助手が自宅を訪れ点滴を行った。主治医自身は当局に拘束されているが、理由は分かっていない。(c)AFP