【5月7日 AFP】韓国の朝鮮日報(Chosun Ilbo)は7日、政府筋の情報として、北朝鮮北東部の吉州(Gilju)郡にある核実験場周辺で、車両や人の動きが活発化していると報じた。

 また、首都平壌(Pyongyang)から120キロ北西の黄海側にある東倉里(Tongchang-ri)でも、同地に建設中のミサイル発射基地で人員や装備が増強されており、年末とみられていた完成予定が数か月早まる可能性があるとしている。

 吉州郡の核実験場は、北朝鮮が2006年10月に初の核実験を行った場所。北朝鮮は、ロケットの打ち上げを非難する国連安全保障理事会(UN Security Council)の議長声明採択に反発して、核実験やミサイル発射実験を進めると警告していた。(c)AFP