【4月6日 AFP】与謝野馨(Kaoru Yosano)財務・金融・経済財政相は6日、戦後最悪といわれる現在の景気後退への追加経済対策として、10兆円超の財政出動を伴う補正予算案を編成すると発表した。

 これに先立ち麻生太郎(Taro Aso)首相は同日、2009年度補正予算について、国内総生産(GDP)比で2%を超える規模とするよう与謝野氏に指示した。

 新たな追加経済対策には、解雇された労働者の支援策や資金繰り困難に陥っている企業の支援策のほか、太陽光発電拡大の奨励策なども含まれる。(c)AFP