【3月27日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の日・米・韓の首席代表は27日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で、北朝鮮が国際社会の警告を無視して「人工衛星」打ち上げの準備を進めている問題について協議する。

 北朝鮮は26日、同国が4月4日から8日の間に予定している「人工衛星」打ち上げに関して、国連の安全保障理事会(UN Security Council)で行われる議論は、いかなる内容であろうと「敵対行為」とみなし、6か国協議を破たんに導くと警告した。

 日米韓代表の会合には、米国側はバラク・オバマ(Barak Obama)政権で北朝鮮問題を担当するスティーブン・ボズワース(Stephen Bosworth)特別代表と6か国協議の米首席代表ソン・キム(Sung Kim)担当特使、日本からは6か国協議首席代表の斎木昭隆(Akitaka Saiki)外務省アジア大洋州局長、韓国から魏聖洛(ウィ・ソンラク、Wi Sung-lak)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長が出席する。(c)AFP