中国・青海(Qinghai)省にあるチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の生家前に停車した警察車両(左、2009年3月8日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN
【3月9日 AFP】中国は9日、「チベット動乱」50周年となる10日を前にした警備強化の一環として、チベット(Tibet)自治区沿いの国境に軍部隊を増派したと述べた。国境警備当局高官が、国営新華社(Xinhua)通信に語った。
また、チベット自治区の区都ラサ(Lhasa)の住民が、武装した治安部隊が市内を巡回警備しているところを目撃したと伝えた。現地では、チベット動乱50周年を前にして緊張が高まっている。
この数週間にわたって、チベット動乱で亡命したチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世の肖像画を掲げた僧侶がガソリンをかぶって自らに火を放つなど、治安当局の取り締まり強化にもかかわらず中国の統治に対する抗議行動が勢いを増している。
国境警備当局高官は、「チベットの安定を守るため、チベット自治区内の国境沿いの検問所や主要道路に部隊を派遣し、治安を強化した」と述べ、「全力をかけて治安と安定を維持する」と語った。(c)AFP/Dan Martin




