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大麻支持にアンチ銀行、小党乱立のイスラエル選挙

  • 2009年02月10日 16:44 発信地:エルサレム/イスラエル
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フランス・リヨン(Lyon)で大麻のジョイントを吸う男性(2006年6月21日撮影)。(c)AFP/JEFF PACHOUD

【2月10日 AFP】イスラエルで10日に実施される総選挙に向け、イスラエル政界には各党の思惑が入り乱れるが、こうしたなか、緑の葉(Green Leaf)党の公約は明快そのもの。麻薬の合法化だ。

 イスラエルでは、大麻の保持および吸引は違法で、違反した場合、最大3年の禁固刑に処せられる。

 しかし、緑の葉党は、イスラエル建国の父、ダビド・ベングリオン(David Ben Gurion)初代首相の墓石に、コメディアンでもあるギル・コパッチ(Gil Kopatch)党首が腰掛け、巨大なジョイント(紙巻大麻)をくゆらせながら、「ダビド、この国に100万人もの大麻常習者がいることを、君は知っていたかい?」と語るテレビ広告など、数々の挑発的な広告で物議を醸してきた。

 大麻支持者による弱小政党にすぎなかった緑の葉党にとって、イスラエル国会の120議席のうち1議席を得ることさえ、これまでは「幻覚」にしかすぎなかった。

 だが、このほどナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者の権利向上を求める小政党と合併し、イスラエル政界史上、最も奇抜な連立政党「ホロコースト生存者と成人の緑の葉」党が誕生。議席獲得も夢ではなくなった。

 このほか、33政党が乱立する今回の総選挙では、金融機関が市民を搾取し貧困の原因を作っていると主張する「銀行に対する戦争」党にも注目だ。2006年の選挙の得票数は2163票にすぎなかった同党だが、金融危機により銀行への怒りが増大している現在、同党躍進の可能性もある。

 このほか、「過激なフェミニスト」による破壊からイスラエルを救おうとの主張を掲げた「男性の権利」党も、毎回の選挙で惨敗を重ねながら、今回も議席獲得に意欲を示している。(c)AFP/Lorne Cook

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