【12月19日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)次期米大統領は19日午後、米通商代表部(US Trade RepresentativeUSTR)代表と運輸、労働の各長官の指名を行い、次期政権の全閣僚の指名を終える。

 USTR代表には、テキサス(Texas)州ダラス(Dallas)で黒人初の市長となったロン・カーク(Ron Kirk)氏が指名されるとみられている。カーク氏は弁護士で、ロビイストとしても知られ、市長時代はビジネス界とのつながりが強かった。

 労働長官には、カリフォルニア(California)州選出のヒルダ・ソリス(Hilda Solis)下院議員が指名される見通し。労働者の権利やヘルスケア、環境保護などに力を入れていることで知られる。

 5回目となる閣僚指名発表は、同日午後7時15分(日本時間20日午前10時15分)からシカゴ(Chicago)で行われ、その後オバマ氏は20日から休暇で家族とともにハワイ(Hawaii)に向かう。(c)AFP